つばめ報告

 

一昨日あたりから、つばめのつがいが昨年の巣を修復しはじめていました。

 今日午前10時頃、突然カラス飛んできて巣をつつき始めたところに出くわしました。

少しつつかれたものの、巣の被害は軽微。

すぐに、カラス除けのひもを設置。

 

ご利用者のかたがたが応援している「つばめ」達なので、これで安全が守られること期待したいです。

(施設長)

 

 

グループホームで「男はつらいよ」

 

「男はつらいよ」と「続・男はつらいよ」をグループホーム(ユニットいこいの家)で見ました。(先々週にBSで放送されていたものを録画したもの)

昨日は、シリーズ第1作「男はつらいよ」をテレビで見て、「やっぱり昔の映画はいい」、「寅さんはいい」、「いいものを見た」と、みなさん一様に楽しんでくださいました。

 

そして、「どうせなら、でっかいので見られないか?映画だから映写で見られたらいいな」ということになり、本日はシリーズ第2作「続・男はつらいよ」の映写となりました。

昭和44年の映画です。当時の東京や旅先各地の風景、着ているもの、髪形、車、ポット、などさまざま…、「昔はああだったな、こうだったな、人がおおらかだったね、俳優が若いね」などと皆さんおしゃべりを楽しみながらの映画観賞でした。

人のやさしさに触れる場面が散りばめられていることもあるのでしょうが、見終わった後は皆さんとてもいい顔でした。

 

今後も「寅さん」をやって欲しいとのリクエストの声多数。

また、映写します。

(施設長)

 

 

インフルエンザ発生のため、しばらくグループホームの面会をお控えください!

☆ 4/9、グループホームでインフルエンザ発生しました

   このため、グループホームの面会を停止させていただいております。

(ご家族様には、面会ができるようになりましたら個別に連絡いたします)

※面会に関する情報はこちらから

4/13に終息しました。

職員研修「高齢者虐待(防止)・権利擁護について」

 

3月21日と3月22日、みやざわ苑の職員研修「高齢者虐待(防止)・権利擁護について」を行いました。

これは、2月に新潟県が開催した「養介護施設従事者等による高齢者虐待予防研修会」に出席した特養ユニットリーダーによる復命伝達を兼ねた内容で、参加者全員でディスカッションも行い、適切な考え方や対応について確認、共有の場になったものと思います。

(施設長)

 

 

研修で確認し共有したこと

  • 虐待者には虐待の自覚がないことが多い。(だから、自分の対応が適正なのか常に疑い、振り返ろう)
  • 虐待には5類型(身体的虐待、ネグレクト、心理的虐待、性的虐待、経済的虐待)がある。
  • こちらの意図は別であるとしても、相手が、「つらい」「苦しい」「苦痛」と感じたり、受け取ったりすれば、その行為は虐待になってしまう。(自分がされて嫌なことはしない)
  • 心理的虐待の類型の中にスピーチロック(言葉による行動の抑制、拘束)がある。「動かないで」「そっちに行ってはダメ」「立ち上がらないで」「座っていて」「早く食べて」「どうしてそんなことをするの」・・・など、精神的な自由を奪い、行動を抑制する行為である。不穏な状態や行動障害を引き起こす要因にもなっている。
  • スピーチロックは、ついつい、事故防止の目的や介護側の都合、介護者の知識や技術の不足(適切な対応を身に付けていない)などで使ってしまっている。これが良くないことであることを知らない。または、知っていても使ってしまっていることがある。
  • スピーチロックが、良くないことであることを強く意識していくこと。言葉を選んだり、声のトーンや抑揚、表情にもっと気を配っていくことも大事だ。
  • 尊厳を大切にする観点から、大声で「トイレに行きましょう」などの声かけをしない。
  • 虐待の範疇にならなくとも、不適切なケアがほころびとなっていく。
  • 当然だが、ケアにあたっては、常に相手の了解や同意を得る。
  • 当然だが、「~してあげる」ではなく「~させていただく」という意識をおろそかにしない。
  • 自分の対応が本当に当たり前なのか、大丈夫なのか、いつも客観的に疑い、振り返ることが大事。
  • 職種、役職、経験年数、年齢の違いなどはあるが、不適切なケアなどに対しては「ノー」と言える、職員が相互に注意しあえる職場にしていきたい。