令和元年 つばめのレポート

8月下旬から、つばめの姿を見かけなくなりました(東南アジア等に帰ったのだと思います。)

今年みやざわに来た、”つばめ”についてまとめてみました。

 

5/2頃から

つばめのつがいが玄関ポーチ付近を飛んでいる。

 

5/9頃

換気口にかかっているS字フック(鳥除けのひもをかけてある)付近を、つばめがさかんに行き来している。

 

5/13

早朝、巣ができていた。(S字フック上、宙に浮いている状態)

しかし、脆弱な佇まい。いずれ抜け落ちそう。

ご利用者のみなさんも、一般の通行人も心配し、「ナニコレ、大丈夫なのか?」と口々にコメントされる。

 

 

巣が崩れ落ちたとしても支えられるよう、園芸用イボ竹とダンボールでバックアップしてみた。

(しかし、巣はまだ、宙に浮いている状態)

 

5/15

つばめが巣にいる。たぶん、たまごを暖めている。(パートナーは前方で見張りしている)

 

 

6/7

巣と巣のバックアップ(ダンボール)の間に木の箱を置き、その箱に緩衝材(シュレッダー後の細かい紙)を敷き、宙ぶらりんの状態を解消。

(巣の重量を箱とバックアップで受けとめられるようになり、巣の底が抜け落ちるリスクは回避した。もともとかなりコンパクトな巣だが、もしもヒナが巣から落ちることがあっても箱に留まれるだろう。)

 

6/10

巣にヒナがいることを確認。(6/8~6/10頃にふ化した)

 

6/25

巣がヒナでぎゅうぎゅうの様子。

 

 

6/28

7:55頃、4羽ほぼ一斉に巣立つ。無事でよかった。

※写真は、巣立ち後とまり木にいる赤ちゃんと前方で見守っている親

平成29年のつばめ

平成28年のつばめ

(施設長)

 

玄関ポーチのつばめが巣立ちました

H29.3.31、飛来

H29.5.16、排気筒上に巣ができていた。巣に卵2個あり。

H29.5.24、巣に卵5個あり。

H29.6.9、最初のひなを確認。

 

(6.20親がひなにえさを与えている)        (6.23巣立ち前日のひな)

 

H29.6.24、ひな5羽が巣立つ。(全員無事で良かったです。)

H29.6.26、ひな5羽は、日中は外の電線などで見かける。そこで親にえさをもらっている。

 

夕方には、みやざわ苑帰ってきて、親2羽+ひな5羽=合計7羽、止まり木で眠るようです。

(左が親、右5羽がひな)

 

近日中に巣立ちそうな家族があとひと組います。応援したいと思います。

(施設長)

 

 

 

 

 

正面玄関の玄関灯のつばめ

CIMG1777

本日巣立ちました。全員無事でよかった。

5月からこれまで、入居者・利用者・職員、ご家族、業者さんらが、何気に、人によってはかなり応援し、癒されたり、ほのぼのしたり、元気をもらったりと様々でした。

 

1回目の子育て(×失敗)

5月17日(木)巣作り開始

5月23日(月)抱卵しているような様子あり

CIMG1431

5月31日(火)卵を確認

6月1日(水)早朝、何かに襲われたらしく、巣の一部が地面に落ちていた。卵も行方不明。(当日は、カラス除けのひもを設置する予定で、設置前にたぶんやられた.親ツバメが戻ってくるかもしれないので、巣の近くにとまり木を設置。)

CIMG1208

その後数日、つばめのつがいは、日中は巣に近寄らないが、夜間は巣の近くで休んでいた。

 

2回めの子育て(○成功)

6月30日(木)頃から、日中頻繁に巣に出入りするつばめの姿あり

7月5日(火)巣の中に卵3個を確認

7月6日(火)巣の中に卵4個を確認、カラス除けのひもを設置(これのおかげか、以後、ちょっかいをだしてくるすずめや、親以外のつばめも寄せ付けない)
CIMG1253 CIMG1249

 
CIMG1266 CIMG1698

 

 

 

7月21日(木)卵のカラが地面に落ちていた(雛が生まれた)

7月22日(金)つがいが交互に雛にえさを与えている

雛たちは、夜になり玄関灯が点灯すると、巣の中に居ながらそこに集まる虫を、自ら口で捕獲し食べてもいた。

8月4日(木)頃から、雛たちが巣の中での羽ばたきが目立つ

巣の中は、親よりもでかいような雛たちで、ぎゅうぎゅう
CIMG1764 CIMG1766

 
CIMG1769 CIMG1770

 

 

8月10日(水)6時~7時頃全4羽巣立った。うれしいような、寂しいような。とにかくよかった。

 

6月1日の親つばめは、たいへん気の毒。しかし、その後は、あきらめず、健気に頑張り、いい結果になりました。

つばめは、秋に東南アジア(インドネシア、マレーシア、ベトナム、ブルネイ、フィリピン、とオーストラリア北部あたりらしい)へ向かいます。

みやざわ苑で生まれたつばめはこれで7羽。親つばめのつがいが2組、グループホームに巣立ちそうなサイズになったものがあと4羽。総勢15羽。きっと、次の4月初旬頃に戻ってくるのでしょうね。
CIMG1781 CIMG1776

(施設長)

 

 

ツバメ誕生報告

グループホームのツバメの赤ちゃんが生まれました。

今年2度目ですが、やっぱりヒナはかわいいですね。写真では2羽しか確認できませんが、実際には4羽います。食欲旺盛で、トンボや虻のような虫を親鳥からもらってムシャムシャ食べています。

CIMG1532

 

 

 

ツバメの巣立ちまでの記録

 

巣作りから見守ってきたグループホームのツバメがついに巣立ちました。

卵が孵るまでは「まだ孵らないなー」と待ち焦がれ、孵ってからはヒナの成長の早さに驚きながら、「かわいいねー」と見守ってきたツバメの子供たちが、本日6月27日、ついに巣から飛び立っていきました。ヒナの成長はうれしいばかりですが、ご利用者の皆様も職員も、なんだか寂しい気持ちもあります。また、来年帰ってきてくれますように。

ということで、ツバメの飛来から巣立ちまでの経過をまとめてみました。

 

5月15日(日) ツバメ飛来、巣作り開始

cimg1204

 

5月22日(日) 卵を暖めはじめる(抱卵)

CIMG1548 CIMG1399

 

6月1日(水) 巣の周囲にカラス・スズメ除けのひもを設置

 

6月11日(土) ひなが誕 生

CIMG1362 CIMG1381CIMG1385 CIMG1384

 

6月25日(土) ヘビが現れ、皆で追い払う

CIMG1388

 

6月27日(月) ひなが巣立つ(下の写真は27日午後に一時帰宅した際のヒナです)

CIMG1396